市場の開始前および終了後時間の株式取引方法

概観: 

商品によっては初期設定として通常取引時間(RTH)のみの規制を付けて発注されます。 この規制が付く場合、発注された注文が市場開始前または終了後の時間に約定しない可能性があります。 ここではこの時間規制および変更方法をご説明致します。

 

 

Background: 

通常取引時間(RTH)外の取引には、流動性の減少やボラティリティの増加、また時間外に注文発注を行う前にトレーダーが知っておくべき取引エラーに関するガイドラインが増えるなど、特有のリスクがあります。

 

 

内容:

発注済み注文にRTH規制が適用されている場合にこれを見極める方法

初期設定の変更

その他の重要な留意点

 

 

発注済み注文にRTH規制が適用されている場合に見極める方法

 

トレーダー・ワークステーション(TWS)

RTHのみに規制されている注文は、注文有効期限(TIF)欄に時計のアイコンが表示されます。

時計のアイコンにマウスをかざすと、注文の約定時間に関する情報が表示されます。

         

時間規制のない注文には時計のアイコンが表示されないか、時計アイコンの上に注意マークが表示され、通常取引時間外にも有効であることを示します。

         

 注文発注前にこの欄をクリックしてRTH設定の変更をすることができます。 表示されるドロップダウンより「通常時間外の約定」ボックスにチェックを入れてください。

 

ウェブトレーダー

ウェブトレーダー内の注文作成画面に、「通常時間外の約定」ボックスが表示されます。 このボックスがグレーの場合、これはデフォルトの注文タイプとしてRTH設定の適用がないことを意味します。

 

留意点:  注文発注後はRTH規制への変更はできません。 RTH規制を変更するには発注された注文をキャンセルし、RTH設定を選択し直した上で新しい注文として発注する必要があります。

初期設定の変更

 

ウェブトレーダー

ウェブトレーダーではデフォルト注文タイプおよび設定を保存することができません。 このため通常取引時間外にも注文を有効にしておくには、注文作成時に各注文にRTHオプションを選択する必要があります。

 

トレーダー・ワークステーション(TWS)

TWS内でのデフォルトRTH設定の調整は以下の様にできます;

1. TWS画面の上方にある編集>> グローバル設定メニューからです。 

           

2. 画面が立ち上がり、この左側に事前設定が表示され、この横に 「+」が現れます。これをクリックして拡大してください。

         

2. 次にご希望の商品(株式や先物など)タイプをクリックして選択すると、これがハイライトされます。

         

3. プライマリー注文の項目で注文タイプがLMTに設定されていることを確認します。(デフォルトでMKTやSTPが選択されている場合、RTH設定は利用できません)。

         

4. タイミングの項目内で、「通常の取引時間外での注文の約定を許可する」のボックスにチェックを入れます。

         

5. 適用をクリックしてから画面下のOKをクリックしてください。

6. RTH規制の変更が可能な注文(ステップ1で選択されている商品)は、新しいデフォルト設定が適用された上で作成されます。

 

その他の重要な留意点:

 

* 特定の商品の通常取引時間は、マーケットデータライン上でクリックし、コントラクト情報 >> 詳細から確認することができます。 選択されている商品の通常取引時間がこの画面に表示されます。

* Forex、OTCBBおよびピンクシート有価証券には中央化された市場や主要取引所がないため、通常取引時間がありません。 これらの商品を早い時間や遅い時間に取引する場合、以前に適用されているデフォルトのRTH規制に関係なく注文が約定しますのでご注意ください。